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グループワークの試験で焦る 

あれよあれよという間に、2学期目の期末試験がはじまった。
一つ目の試験は、Leading Organizationという組織論系の科目。試験はグループワークで、開始時間にケースを渡され、ある会社の組織上の問題の解決案を提示する。
試験時間は4時間、グループの5人でキュービクルに缶詰めになって議論し、レポートを書き上げなければならない。結構なプレッシャー。

まず皆で解決案を議論し、それから分業してレポートを書き上げ、最後に統合して清書する。というごく普通のプランで臨んだのだが、計画通りにはいかないもので。

・ジャックが個人ロッカーの鍵を忘れてきた。彼のノートPCはロッカーの中。PCが一台足りない。
・分業してレポートを書き始めようとしたら、ルチアーナのPCが起動しません!数回トライしたら直ったけど。
・調子よくレポートを書いていたら、僕のVAIOが突然ブルースクリーンに!ここ数ヶ月起きてなかったのに。途中で保存してはいたものの、5分ほどの作業がパアに。
・続いてアレックスのPCもダウン!「タスクバーが消えた!」と言ってます。もうオカルトの世界。

レポート提出締め切りは13:00。そんなこんなの時間のロスもあり、レポートを一つに統合する作業が手間取り、もう時間ぎりぎり。「フォントが揃ってない!」と言うジャックを「ええから印刷せい!」とねじ伏せ、レポートがプリンターから出てきたのが12:59くらい、「Mitch, Run!」というグループメイトの声を背に提出場所までダッシュしてなんとか間に合ったのでした(僕いちばん年寄りなんですけど...)。

いやー、現実のビジネスでも、まさかの事態に備えておくべしといういい教訓になったけど、スリリングな体験でした。

同時に、これがこの5人で行う最後のグループワークになった。結果がよければいいな...
[ 2008/04/24 20:38 ] 授業 | TB(0) | CM(2)

囚人のジレンマと試験勉強 

1学期目のミクロ経済の授業で、ゲーム理論を習った。
ゲーム理論といえば、囚人のジレンマ。こんな感じの話。

二人の共犯容疑者が別々の取調室で取調べを受けていて、以下のような条件を言い渡される。
二人とも自白(裏切り)した場合→二人とも懲役10年
どちらか一人が自白・もう一人が黙秘した場合→自白したほうは懲役1年、否認したほうは懲役15年
二人とも黙秘(協調=collude)した場合→二人とも懲役2年

この場合、二人が協調して黙秘するのがベスト(2年)だが、その選択肢には行き着かない。なぜなら、自分にとって最適な選択を合理的に考えると
・相手が黙秘した場合:黙秘すると2年だが、自白すれば1年で済む。
・相手が自白した場合:黙秘すると15年、自白すると10年。
なので、自白する(=裏切る)ことを選んでしまう。個人にとって最適な選択をすると、全体にとって最適な選択ができないというジレンマである。

授業ではもう少し複雑なゲーム理論の話も登場して、かなり面白かった。

ところで、期末試験の勉強についてもゲーム理論を応用してみると、
INSEADの必修科目は相対評価で点数が決まるので、自分の素点が悪くてもみんなが悪ければ点数は悪くならない。ここは裏切り(=勉強する)を恐れず、みんなで協調(=勉強しない)することこそが全体最適戦略ではないか、ということが分かります。

というわけで、月曜からの試験の前祝いを兼ねて、
日曜の夜は有志(=Collude仲間)で飲みにいくことになりました(笑)。
[ 2008/03/02 00:29 ] 授業 | TB(0) | CM(3)

試験勉強の現実逃避 

今週で1学期目の授業は全て終了。
ラストの授業は各科目とも、学生が自発的にいろいろとネタを仕込んで教授とともに楽しんだ。例えばよく似た者同士名札を入れ替えて混乱させてみたり、皆で教授の服装を真似て授業に来たり、発言するときに教授の口癖を真似てみたり。このあたり、皆たいへんクリエイティブ。最後はスタンディングオベーションで教授に感謝するのも、日本の大学では経験したことなかったので新鮮。

教授によって授業の上手い下手はあるものの、総じてレベルはたいへん高い。教授の評価は学生からのフィードバックが大きな割合を占めることもあり、真剣にわかりやすく面白く教えようとしている。

さて来週は試験。
期末試験なんて10ウン年ぶりだが、ひとつ思い出したことがある。試験勉強をしているとついつい現実逃避してしまう。

ネットやTVを封印したとしても、勉強以外のありとあらゆることに手を出してしまう。窓掃除をしたり、風呂掃除したり、庭で犬と戯れてみたり(うちの家には犬が2匹います)。今まで読んだことなかった車の説明書を読んでみたり、来週のブルゴーニュ&リヨン旅行ではレストランどこに行こうか...とミシュランガイドを読み漁ったり。あとは何故かフランス語の勉強をしてみたり、とか。

もちろん、現実逃避活動の中にブログの更新も入ってるわけで、この記事となりました。
[ 2008/03/01 08:46 ] 授業 | TB(0) | CM(1)

スタディグループの面々 

2度目の散髪にチャレンジしたら、若干角刈り風になってしまったのこのこです。
次はパリの日本人美容師に逃避しようかな...

さてさて気を取り直して、今日は学校関係の話題。
INSEADでは1学期目と2学期目の必修科目では5人のスタディグループが固定され、授業中でもグループワークが課されるし、宿題もグループ単位で仕上げるものが多い。グループが円満でないと、日々の勉強にも無駄なエネルギーと時間がかかる。

僕のグループのメンツはこんな感じ。

ジャック君:フランス人、♂、32才、コンサルタント:国籍はフランスだがほぼアメリカ育ち、ハーバード出身。とても落ち着いた性格で、議論のまとめ役として頼りにされる存在。わりと細かすぎる傾向があるのが玉にきず。普段は真面目だが酔っ払うと下ネタが多くなる。

ミルカさん:ブルガリア人、♀、28才、出版社でプロジェクトマネージャ:このグループの中では自己主張の強いほうで、議論でもなかなか折れない。パーティ大好き。数字は苦手らしい。

ルチアーナさん:ブラジル人、♀、29才、弁護士。直近はベルギーでケータリングビジネスを興していた。とてもイージーゴーイングな性格で常にジョークを言っているムードメーカー。が、すぐに休憩したがり、基本的に予習してこないことが多い。

アレックス君:シンガポール人、♂、26才、政府系機関:職歴が2年と浅いが、それを自覚してる謙虚な男。アメリカの大学出身、いつもニコニコしている明るいナイスガイである。投資銀行への就職を目指していて、夏はUBSでインターンする予定。

ミッチ:日本人、♂、33才、ポートフォリオマネージャ:口数が少ないので何を考えているか良くわからないが、聞いてみるとどうやら何も考えていないことが多いようだ。数字とExcelにはめっぽう強いので、数字系の科目が多い1学期目ではわりと使える存在である。

スタディグループは国籍・職種の偏りがないように分けられる。どちらかといえばあまり強烈なキャラがいなくて、最初のうちはイニシアチブをとる人がいなくて迷走気味だった我がチームも、お互いの個性の理解が深まってきた今は状況に応じて誰かが作業をリードする効率よいチームになってきた。

僕個人的にも、授業の内容もさることながらチームワークから多くを学びたいと思ってフルタイムMBAにやってきたので、グループワークは重視していきたいところ。何というか、口下手は直りそうにないけど、それなりの身の処し方(多国籍チーム内での)を身につけたいなと。ともあれグループはいいメンツに恵まれてラッキーでした。
[ 2008/02/28 06:59 ] 授業 | TB(0) | CM(0)

NOと言わない国 

一学期目に受けている科目うちのひとつ、Leading People and Groupsはリーダーシップやコミュニケーションに関する話題を扱っている。INSEADの授業らしくmulti-culturalなリーダーを育てることが目的となっているので、授業では国によるコミュニケーションスタイルの違いがトピックとして出てきた。そこで面白いデータが紹介された。

ビジネスの交渉の席での観察結果(30分あたり)

"No"の数
日本:ゼロ
アメリカ:9回
ブラジル:83.4回

10秒以上の沈黙の回数
日本:5.5回
アメリカ:3.5回
ブラジル:ゼロ

握手以外で相手に触った回数
日本:ゼロ
アメリカ:ゼロ
ブラジル:5.2回

担当の教授はアメリカ人だが奥さんが日本人で日本にも数年住んでいたそうで、日本ではNoの代わりに「チョットー(a little bit...)」と言うのだと説明していた。クラスメイトもなかなか面白い話と受け取ったようで、授業が終わった後も色々質問された。ちなみにグループメイトにブラジル人の女の子がいるのだが、彼女いわくブラジルで"No"は"Maybe"くらいの意味なんだそうな。

島国・単一民族・鎖国政策・独自の文化 とかの要因で、Noと言わなくても顔色で意思疎通することができる社会を作り上げたのでしょう。こんな国、他にないでしょう。素晴らしいではないですか。
ただ、国際的にビジネスをしようとする日本人は、ちょっと頑張ってグローバルで通用するコミュニケーションの仕方を身につける必要があることは間違いない。
[ 2008/01/20 23:24 ] 授業 | TB(0) | CM(0)



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