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パン屋でトニーおじさんの話を思い出す 

パン

残り少ないフランス生活を楽しむため、多少めんどくさいけど毎朝パン屋まで行って焼きたてのバゲットを買って朝食にしている。
朝まだ暗い中パン屋さんに行き、ほんのりと暖かいバゲットを受け取るのはフランス生活で幸せを感じる瞬間No1と言ってもいいくらい。写真のように、持って帰る途中でかじってしまいます。
そんな時思い出すのは、以前トニーという同僚に聞いたこんな話。

トニーおじさんは僕の前職の会社のシドニーオフィスで働いていた中国系オーストラリア人。今は丸々と太った、いかにもな中国人のおっさんなのだが、僕が今までに出会った苦労人ランキング上位に入るほどの苦労人ぶり。

ベトナムで中国系ベトナム人の一家に生まれたトニー。ベトナム戦争が激しさを増す中、一家は中学生だったトニー少年に望みを託し、全財産を投じてフランスへと渡らせた。フランスではレストランの調理場などで働きながらフランス語を勉強、高校を卒業。そのトニーのもとに、一家がベトナムを脱出してオーストラリアへ流れついたという知らせが入る。トニーもシドニーへ舞い戻り、英語を勉強しながら大学を卒業し、今は金融機関のITマネージャーとして裕福な生活を送っている。

そのトニーおじさんがこんな話をしてくれた。おっさんの話は長いのだけど、はしょるとこんな感じ。
「フランスにいた頃はチューインガムが発売されたばかりで、食べたくてしょうがなかったけど高くて買えなかった。それで、どうにかしてお金を稼ごうと思った。
俺が住んでた村にはパン屋がなくて隣村にしかなかったんだ。だから、毎朝暗いうちに家を出て隣村でパンを買って、戻ってきて村の人にパンを売って少しずつ小遣い稼ぎをしたんだ。
1ヶ月くらいしてやっとチューインガムを買えるだけお金が貯まったんだ。それで買ったあのチューインガムの美味かったこと。あの味は一生忘れないね。」

まあ、尾ひれが相当量ついていることを割り引いてもなかなか泣ける話です。

トニーは見た目恰幅の良い幸せそうな中国人のおっさんでありながら、英語+フランス語+ベトナム語+北京語+中国のどこかの方言、の5ヶ国語がしゃべれるスーパーな人です。
ただお茶目な一面もあり、一緒にロンドン出張に行ったとき、子供へのお土産にチャイナタウンでインド人から遊戯王カードを激安で買ったと言って喜んでました。あまりに嬉しそうだったので、「ロンドンの」「チャイナタウンで」「インド人から」買った遊戯王カードが本物である可能性はきわめて低いぞ、とは言えませんでした。

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[ 2008/10/25 08:15 ] フランス生活 | TB(0) | CM(2)

一時帰国と 

LaLoingtaine10月

10日ほどの一時帰国から、またここラ・ロワンテーヌに戻ってきました。

日本では紅葉はまだまだ先、夏のような陽気で25℃くらいまで上がる中スーツを着てウロウロ動き回って汗をかいたのだけど、フランスに戻ってみるともう秋も終わりの様子。
色づいた葉も落ちつつあり、そろそろ冬です。

今回、日本で食べたおいしかったもの:
・銀座「あさぎ」の天ぷら(ご馳走様でした!)
・先斗町「葱や平吉」の豚とネギの鍋(ハンガリー人も大喜び!)
・一風堂のラーメン

今朝はまだ暗い中、パン屋まで出かけて焼きたてのバゲットとクロワッサンを買い、フランスでしか食べられない朝食を楽しんだのでした。あと3ヶ月。
[ 2008/10/22 18:24 ] フランス生活 | TB(0) | CM(0)

当たりだったP4の授業、そして日本へ 

ラロワンテーヌ秋

P4は授業を2つしか取っていなかったのだけど、厳選したこの2つの授業がかなり当たりだった。
授業の良し悪しは先生の質によって決まる部分が大きい。二人ともファイナンス分野の若手ながら、好対照なスタイルのいい教授だった。

授業その1、コーポレートガバナンスの先生は、腰の低いスイス人。どれくらい腰が低いかというと、毎回授業の終わりに「授業に来てくれてありがとう」「いろいろ発言して参加くれてありがとう」と学生にお礼を言ってた(笑)。どちらも当たり前なんですけど...

授業の内容は、コーポレートガバナンスが会社のパフォーマンスに与える影響について。この教授の専門分野だけあって、研究の成果や色々な事例を織り交ぜながらユーモアたっぷりに教えてくれた。

授業その2、デリバティブ。先生はいかにも頭がよさそうなフランス人。ちなみに元リーマンブラザーズ。中身は数式も多い難しい内容なのだが、よどみないスムーズな口調でロジカルに教えてくれる。今までの独学で、計算はできるようになっても概念が理解できていなかった部分も理解でき、目から鱗が落ちる気分だった。

えてして難しい授業だと、学生からトンチンカンな質問が次々に飛び出して収拾がつかなくなるのだが、この先生の対応は超クール。質問を途中でさえぎって「お前何言ってるのかわからん、俺の話の続きを聞け」とか「それは俺は知らん(キッパリ)。さて次の話題は...」みたいに、いなし方が上手い。というかフランス人っぽい?

さあ、P4も終わり。明日から就職活動のために一時帰国します。
10ヶ月ぶりの日本。寿司食うぞー。ラーメン食うぞー。
[ 2008/10/09 22:02 ] 授業 | TB(0) | CM(1)

声のでかい家庭教師 

外壁

このところ、嫁はんと二人で週1で家庭教師にフランス語を習っている。家庭教師といってもフォンテーヌブローに住むその辺のおばちゃんという感じの人で、別に教えるのが上手いわけでもなく、話の相手になってくれる程度なのだけど。
学校まで来てレッスンしてくれるし、価格もたいへん安い。これで少しはレベルアップしたいのだが。

この家庭教師のおばちゃん、とてもいい人なのだけど、ひとつ難点がある。それは声が大変でかいこと。
学校でレッスンをする場合、程よい小部屋を探すことになるのだけど、おばちゃん声がでかいので、オープンスペースではなくてちゃんと壁とドアのついた小部屋を探さなきゃいけない。小部屋は数が限られているから確保するのが大変。

しかも今は就職活動シーズン。学校の空き部屋のそこここで企業の面接が行われている。先日は某企業の面接をやっている隣の部屋しか空いてなくてそこでレッスンをすることになったのだが、おばちゃんが確実に隣に聞こえてるであろう大声で
「レ・ジユー~?(les yeux、和訳:目)」
「ル・ネ?(le nez、和訳:鼻)」
「ラ・ブーシュ?(la bouche、和訳:口)」
など懇切丁寧に教えてくれて(「そんなに大きな声出さなくても聞こえます」なんて難易度の高いことは言えないので)、隣で面接をしてる学生はさぞ集中できなかったことだろう。ごめんなさい。

写真は、秋色づいてきた我が家の外壁と、快調に動いている僕のボロ車でした。
[ 2008/10/05 16:41 ] フランス語 | TB(0) | CM(0)



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